まず沼屋のしょうゆは、まず原料が違います。
普通は脱脂加工大豆という油を抜いた大豆を使用しますが、沼屋では加工せず大豆を丸い、そのままの形で使用します。この大豆の違いが仕上がり時の旨みの違いになります。
2つ目に、もろみの期間がおいしさに反映しています。
丸大豆は皮が分解して発酵するまで時間がかかります。脱脂加工大豆では3ヶ月〜半年かかるところを丸大豆は2年間も要します。しかしその間にアミノ酸が溶け出していき、旨みが徐々にぐーっと増していくんです。やはり、加工大豆ではしょうゆとしての旨みが出てくる一線をなかなか越えられない、という感じがします。
3つ目に、沼屋では木桶で仕込んでいることです。
木桶は代々仕込まれてきたしょうゆのこうじ菌が住みついているんです。しょうゆ製造で一般的に使われているタンクは、清掃すると菌も洗い流されてしまいます。しかし木桶は表面だけ洗っても菌がしみ込んでいるので失われずにすむんです。
これからも伝統を重んじ、醤油・味噌造りに精進して行きますので宜しくお願いいたします。
「スーパーで100円で売られているようなものではなく、値段は張っても、昔から培われているしょうゆを味わっていただきたいです」
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